【米国株】海運関連株について

ZIMを時期エースとして迎えるにあたり、海運関連株の様子をざっくりまとめてみました。参考になれば幸いです。

全体傾向

・資源需要の増加・巣ごもり消費の拡大・荷揚げ作業の停滞によるコンテナ不足などを背景に海運需給がひっ迫している。原油タンカーのスポット運賃は低調。

・中国経済の急回復・米国向けの資材・家具などの輸送が好調。ばら積み船運賃の動向を表すバルチック海運指数は2021年10月に13年ぶりの高値水準まで上昇した。

・その後、同指数はピークアウト観測もあって大きく下落しているが、今後、世界経済の回復が本格化すれば、再び上昇トレンドを強める可能性もある。

（株探より）

3/11の出来高が大きかった順に８社の成績を並べてみました。出典は全てYahooファイナンス（英語版です。

。。。ZIM様圧倒的ではないか！でも39ってバグでしょ（笑）そりゃ特別配当もでるわ。。これはなにかやっておりますなぁ～

ここからは各銘柄の概略です。（出典は株探）

太平洋・大西洋・アジア域内航路・スエズ運河航路等で、コンテナ定期船を運航し、革新的な海上輸送とロジスティクスサービスを提供する。ライトアセット化のビジネスモデルを採用、データ分析により顧客ニーズに合ったサービスを提供、TEU容量の大半をチャーターインする。

米国内外の石油関連産業向けに、スエズマックス級の船舶を提供する。海洋オイルや石油製品の輸送を一時契約や荷主が燃料等を負担する期間限定チャーターなどの短期契約のサービスを行う。バミューダ諸島籍。

期間契約や一時利用で、原油輸送タンカー船の運航サービスを提供する。乗組員・メンテナンス・ドライドッキング・審査承認や関連検査などの技術管理はグッドウィル社・Vシップスフランス社などに委ねる。マーシャル諸島籍。

エネルギー会社向けに、原油の海洋輸送と貯蔵サービスを提供する。子会社を通じて、技術管理された船舶を所有し、定額契約や定期運航などのサービスの他、定額契約による海上貯蔵庫の提供などを行う。また、船上のシニアスタッフを直接雇用することで、質の高いパフォーマンスを継続している。

バミューダ諸島・インド・マーシャル諸島・ノルウェーなどにおいて、石油および石油製品の海洋輸送サービスを提供する。船舶を所有し、運航やチャーター・サービスを提供する他、船舶の売買も行う。

自社所有のコンテナ船と長期契約のチャーター船で海上輸送サービスを提供する。大手海運会社からの技術スタッフと乗組員の提供を委ね、顧客との短期・長期契約で輸送サービスを提供する。バージン諸島籍。

A.P.モラーマースク・コスコ・エバーグリーンなどの世界主要の定期船会社向けに、所有コンテナをリースする。長期契約・固定料金でリースサービスを行う。マーシャル諸島籍。

世界の鉄鉱石採掘業者・公益事業会社・商品取引所等に鉱石・石炭・穀物・肥料等の貨物輸送サービスを提供する。ドライバルク船を所有し、大型船は主に鉱物を運搬、小型船は鉱物・穀物・鉄鋼等を運搬する。マーシャル諸島籍。

ざっとしか見てないけれど、原油関連はEPSがマイナス。

ZIMの好業績はコロナ回復期の中国からの特需があるのかもしれないですね（未確認）。バイ＆ホールド予定なのでもっと深彫りする必要あり。

SLBKはロシアのウクライナ侵略による経済制裁の応酬が影響しないといいですが。。。（特に石炭・穀物の輸送）